ブラームス：クラリネット五重奏曲 ロ短調 op. 115

ブラームス：クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
Brahms,Johannes：Clarinet Quintet b minor op.115 for Clarinet (A), 2 Violins, Viola and Violoncello

■仕様
・編成：クラリネット（A管）、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ
・校訂：Kathrin Kirsch / カトリン・キルシュ
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：68ページ（IX+59）
・サイズ：17.0 × 24.0 cm
・重量：152 g

■特徴
・クラリネット奏者ムールフェルトとの出会いにより創作意欲が復活した晩年の傑作
・1891年初演以来、室内楽の名作として高い人気を誇る
・ブラームス自身が認めたヴィオラ版のためのオッシア譜も収録
・新ブラームス全集版に基づく校訂譜
・解説と伝承に関する異同のコメント付き

■収録曲
・クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115

■解説
1890年に創作活動からの引退を表明したブラームスでしたが、名クラリネット奏者リヒャルト・ムールフェルトとの出会いにより再び筆を執り、短期間で複数のクラリネット作品を完成させました。本作《クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115》もその一つで、旋律の美しさと構成の巧みさで初演以来多くの演奏家・聴衆に愛されています。出版以前にはヴィオラ用の代替版も作られ、ヨアヒムによって初演されました。このヘンレ版では、そのヴィオラ版のオッシア譜も含めて紹介されており、作品の多様な演奏可能性に触れることができます。