ブラームス：バラード op. 10

ブラームス：バラード集 Op.10
Brahms,Johannes：Ballades op.10

■仕様
・編成：ピアノ・ソロ
・校訂：Katrin Eich / カトリン・アイヒ
・運指：Lars Vogt / ラルス・フォークト
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：34ページ（VIII+26）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：156 g

■特徴
・スコットランド民謡「エドワード」に基づく第1曲を含む、ドラマティックな4つのバラード
・作曲当時のブラームスがクララ・シューマンを想起して書いたとされる抒情的作品
・ロベルト・シューマンも高く評価した若き日の傑作
・ピアニスト、ラルス・フォークトによる実用的な運指付き
・ブラームス全集に基づく信頼性の高い原典版

■収録曲
・バラード ニ短調 Op.10-1（エドワード）
・バラード ニ長調 Op.10-2
・バラード ロ短調 Op.10-3（間奏曲）
・バラード ロ長調 Op.10-4

■解説
本作《バラード集 Op.10》は、J.G.ヘルダーの民謡集『諸民族の声』に収録されたスコットランド民謡「エドワード」にインスピレーションを得て作曲された、抒情的かつ劇的な作品です。ブラームスはこのバラードに特別な思い入れを抱き、親しい友人に「旋律が自然に湧き上がった」と語っています。作品はクララ・シューマンとの記憶と深く結びついており、彼女への想いが込められているといわれています。本版は、ブラームス全集に基づいた校訂版であり、演奏に役立つ運指も添えられています。