ハイドン：弦楽四重奏曲集 第1巻（初期弦楽四重奏曲）

ハイドン：弦楽四重奏曲集 第1巻（初期弦楽四重奏曲）
Haydn: String Quartets Book I (Early String Quartets)

■仕様
・編成：弦楽四重奏（スタディスコア）
・校訂：Gottfried Greiner / ゴットフリート・グライナー｜Georg Feder / ゲオルク・フェーダー
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：118（VIII+110）
・サイズ：17.0 × 24.0 cm
・重量：240 g

■特徴
・弦楽四重奏の誕生を象徴する初期作品を網羅
・ウィーンツィール城での演奏体験を起点に生まれた作品群
・第1巻にはOp.1、Op.2を中心に収録、5楽章構成の作品も含む

■解説
下オーストリアのウィーンツィール城は、今日の弦楽四重奏ジャンルの発祥地といえる場所です。若き日のハイドンは、友人宅での演奏を通じて2ヴァイオリン、ヴィオラ、バスという編成の室内楽に取り組み、初期の四重奏曲を生み出しました。本巻に収められたOp.1およびOp.2の作品は、5楽章構成を取るものの、その音楽的価値は後世の弦楽四重奏の成功を決定づけるものでした。

■収録曲
・変ロ長調 Op.1-1 Hob.III:1
・変ホ長調 Op.1-2 Hob.III:2
・ニ長調 Op.1-3 Hob.III:3
・ト長調 Op.1-4 Hob.III:4
・変ホ長調 Op.1-0 Hob.II:6
・ハ長調 Op.1-6 Hob.III:6
・イ長調 Op.2-1 Hob.III:7
・ホ長調 Op.2-2 Hob.III:8
・ヘ長調 Op.2-4 Hob.III:10
・変ロ長調 Op.2-6 Hob.III:12