ベートーヴェン：チェロ・ソナタ集

ベートーヴェン：チェロ・ソナタ集
Beethoven,Ludwig van：Violoncello Sonatas

■仕様
・編成：チェロとピアノ（チェロパートは運指・ボウイング付きと無しの両方を収録）
・校訂：Jens Dufner / イェンス・ドゥフナー
・運指・ボウイング：Ian Fountain / イアン・ファウンテン（ピアノ）
・運指・ボウイング：David Geringas / ダヴィド・ゲリンガス（チェロ）
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：267ページ（XII+167+44+44）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：1038 g

■特徴
・バッハの無伴奏チェロ組曲と並ぶチェロ奏者にとっての重要なレパートリー
・1797年から1817年にかけて作曲され、ベートーヴェンの創作の各時期を代表する5つのソナタを収録
・ベートーヴェン全集の校訂報告書の成果を反映した改訂新版
・従来版の優れたレイアウトを維持しつつ、新たに浄書された譜面
・チェロパートには、ダヴィド・ゲリンガスによる新しい運指・ボウイング付きと原典パートの両方を収録

■収録曲
・チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.5-1
・チェロ・ソナタ ト短調 Op.5-2
・チェロ・ソナタ イ長調 Op.69
・チェロ・ソナタ ハ長調 Op.102-1
・チェロ・ソナタ ニ長調 Op.102-2

■解説
ベートーヴェンの5つのチェロ・ソナタは、古典派からロマン派への移行を体現する重要な作品群です。初期のOp.5から後期のOp.102に至るまで、それぞれのソナタは彼の作風の変化を映し出しており、チェロとピアノの対等な対話という新たな形式を確立しました。本版は、ベートーヴェン全集の最新の校訂成果に基づいた信頼性の高い内容で、演奏者にも研究者にも有用な一冊です。