ビゼー：子供の遊び Op.22

ビゼー：子供の遊び Op.22
Bizet,Georges：Jeux d’enfants Op.22

■仕様
・編成：ピアノ連弾
・校訂：Egon Voss / エゴン・フォス
・運指：Andreas Groethuysen / アンドレアス・グロイトホイゼン
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：80（V+75）
・サイズ：31.0 × 23.5 cm
・重量：333 g

■特徴
・12の短い小品で構成された珠玉の連弾曲集
・自筆譜を元にした信頼性の高い校訂
・ラヴェルやドビュッシーを予感させる和声感

■解説
1871年に作曲された《子供の遊び Op.22》は、ビゼーの数少ないピアノ作品の中でも特に高い評価を受ける連弾曲です。12曲からなるミニチュア作品は、それぞれが異なる遊びを描写し、明快かつ機知に富んだ音楽で彩られています。ラヴェルやドビュッシーを先取りするようなハーモニー処理や簡潔な表現力が特徴で、ビゼーの作曲技法の高さをうかがわせます。本原典版では、初版譜の改変を正し、自筆譜に基づいたテキストを提示。巻頭の解説では校訂上の詳細な検討も行われています。

■収録曲
・L’Escarpolette（ブランコ）
・La Toupie（こま）
・La Poupée（人形）
・Les Chevaux de bois（木馬）
・Le Volant（羽根つき）
・Trompette et Tambour（トランペットと太鼓）
・Les Bulles de Savon（シャボン玉）
・Les quatre coins（四つ角）
・Colin-Maillard（目隠し鬼）
・Saute-Mouton（馬跳び）
・Petit mari, petite femme（おままごと）
・Le Bal（舞踏会）