作曲者名
Debussy,Claude / ドビュッシー
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ドビュッシー：ヴァイオリン・ソナタ ト短調
Debussy,Claude：Violin Sonata g minor
■仕様
・編成：ヴァイオリンとピアノ
・校訂：Ernst-Günter Heinemann / エルンスト＝ギュンター・ハイネマン
・運指：Klaus Schilde / クラウス・シルデ
・運指・ボウイング：Kurt Guntner / クルト・グントナー
・解説：François Lesure / フランソワ・ルズール
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：58（VI+30+11+11）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：262 g
■特徴
・ドビュッシーが晩年に完成させた3つのソナタのうちの1作
・校訂と解説はドビュッシー研究の第一人者たちによる信頼の原典版
・ヴァイオリンパートは運指・ボウイング付きと無しの両方を収録
・ドビュッシー自筆譜と初版を照合した精緻な校訂
■解説
ドビュッシーは6曲から成るソナタ集を構想していましたが、重病により第3作《ヴァイオリン・ソナタ ト短調》をもって未完に終わりました。チェロ・ソナタやフルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタが短期間で完成されたのに対し、本作は特に終楽章の構成に苦心し、最終的に1917年4月に出版社デュランへ提出されました。その創作過程の困難さとは裏腹に、作品は完璧な古典的形式と活気に満ちており、ドビュッシー自身も「生き生きとした」音楽と称しています。フランス近代音楽を代表する室内楽の傑作です。
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