Piano Quartett Nr. 3 c-moll op. 60
作曲者名
Brahms,Johannes / ブラームス
納期：3週間〜4週間
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ブラームス：ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.60
Brahms: Piano Quartet c minor op. 60
■仕様
・編成：ピアノ四重奏
（ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ）
・校訂：Hanspeter Krellmann / ハンスペーター・クレルマン
・運指：Hans-Martin Theopold / ハンス＝マルティン・テオポルト
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：89ページ（III+53+11+11+11）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：400 g
■特徴
・晩成期の代表的四重奏曲
・初稿との違いを丁寧に校訂
・演奏者に配慮した実用版
■解説
ブラームスの《ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.60》は、その成立過程の複雑さにおいて特に注目すべき作品です。1855～56年にはすでに最初の構想が形になっていたものの、作曲者自身や友人たちの間で満足のいく完成度には至らず、1869年にも改稿を試みましたがやはり断念。そして最終的に1874～75年に至ってようやく現在の形が完成しました。最初の2楽章を残し、第3・4楽章を新たに作曲することで、作品全体の構成と情感が深まったとされます。ブラームス自身が手紙で「苦悩の作品」と語ったように、ハ短調の調性が強い情熱と内面的苦悩を象徴する作品として位置づけられています。
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