作曲者名
Brahms,Johannes / ブラームス
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ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ集
Brahms,Johannes：Violin Sonatas
■仕様
・編成：ヴァイオリンとピアノ
・校訂：Michael Struck / ミヒャエル・シュトルック
・校訂：Bernd Wiechert / ベルント・ヴィーヒャート
・運指：Martin Helmchen / マルティン・ヘルムヒェン
・運指・ボウイング：Frank Peter Zimmermann / フランク・ペーター・ツィンマーマン
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：202（XV+113+37+37）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：802 g
■特徴
・指使い・ボウイング付きパート譜と原典パート譜の両方を収録
・ブラームス全集新版にもとづいた校訂内容
・単曲版（HN 194、HN 195）を統合した改訂版
・アンコールでも人気の高い《F.A.E.ソナタ》のスケルツォも併録
■解説
ブラームスは若くしてヴァイオリン・ソナタの作曲に着手しており、1853年にはイ短調のソナタを完成させましたが、これは作曲者自身により破棄され、現存していません。そのため、1878〜79年に作曲された《ソナタ第1番 ト長調Op.78》（通称《雨の歌》ソナタ）が、彼の現存する最初のヴァイオリン・ソナタとされています。
1886年の夏には、《第2番 イ長調Op.100》と《第3番 ニ短調Op.108》の2作をほぼ同時に完成。いずれも今日ではヴァイオリン・レパートリーの中核をなす名作として知られています。
本版には、1853年にシューマンとディートリヒと共作した《F.A.E.ソナタ》の中から、ブラームスが寄稿した《スケルツォ ハ短調 WoO posth.2》も併録されています。この作品は、嵐のようなアレグロと情感豊かなピウ・モデラートとの対比により、華やかなアンコール・ピースとしても親しまれています。
本原典版は、最新のブラームス全集版に基づき、校訂内容や演奏解釈もアップデートされています。ツィンマーマンとヘルムヒェンによる運指・ボウイングも実用的です。
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