Streichquartett（String Quartet） Nr. 4
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バルトーク：弦楽四重奏曲 第4番
Bartok,Bela：String Quartet no. 4
■仕様
・編成：弦楽四重奏
・校訂：Laszlo Somfai / ラースロー・ショムファイ
・校訂：Zsombor Nemeth / ズォンボル・ネーメト
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：102（XII+28+22+20+20）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：454 g
■特徴
・演奏法に関するバルトーク自身の書簡を脚注で紹介
・バルトーク・ピッツィカートを含む特殊奏法を詳細に解説
・バルトーク全集に基づく信頼性の高い原典版
■解説
1928年夏に作曲された第4番は、バルトークが弦楽四重奏第3番の出版を待つ間に取り組んだ作品で、5楽章から成る構造は中央の第3楽章を中心とした対称形式を取っています。チェロが主導するこの中間楽章を頂点に、全体が精緻に設計されており、ピッツィカート・グリッサンドや指板に弦を打ち付ける「バルトーク・ピッツィカート」などの革新的な奏法が用いられています。1929年のロンドン初演で好評を博し、同年末には出版されましたが、多数の誤植があったため、1932年にはスコアの改訂版が再出版されました。本版では、バルトークの書簡や演奏指示を含む詳細な注釈が加えられ、演奏実践に役立つ情報を豊富に盛り込んでいます。
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