ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ集 第2巻

ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ集 第2巻
Beethoven,Ludwig van：Violin Sonatas, Volume II

■仕様
・編成：ヴァイオリンとピアノ
・校訂：Sieghard Brandenburg / ジークハルト・ブランデンブルク
・運指・ボウイング：Hans-Martin Theopold / ハンス＝マルティン・テオポルト
・運指・ボウイング：Max Rostal / マックス・ロスタル（ヴァイオリン）
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：275ページ（IV+163+54+54）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：1090 g

■特徴
・ベートーヴェンが1797年から1812年の間に作曲した10曲のヴァイオリン・ソナタのうち、後期の5作品（Op.30およびOp.47, 96）を収録
・作曲者自身が関与した初版譜と自筆譜の両方を用いた信頼性の高い原典版
・演奏者の理解を深めるため、ベートーヴェンの原稿にできる限り忠実なレイアウトを採用
・運指・ボウイング付きパート譜と、無記入のヴァイオリン・パート譜の2種を同梱

■収録曲
・Violin Sonata A major op.30,1
・Violin Sonata c minor op.30,2
・Violin Sonata G major op.30,3
・Violin Sonata A major op.47（クロイツェル）
・Violin Sonata G major op.96

■解説
本巻は、ベートーヴェンの創作活動の円熟期に書かれたヴァイオリン・ソナタを収録しています。なかでも「クロイツェル・ソナタ」は、その劇的な構成と高度な技巧で知られ、室内楽の金字塔とされています。各曲においてソナタ形式の革新や楽器間の対話が際立ち、演奏者にとっても音楽的理解と表現力が問われる作品群です。原典資料に基づいた正確な校訂に加え、指導者や演奏者に役立つ詳細な指示も付されています。