Streichquartett（String Quartet） Nr. 4
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バルトーク：弦楽四重奏曲 第4番
Bartok,Bela：String Quartet no.4
■仕様
・編成：弦楽四重奏（ポケットスコア）
・校訂：Zsombor Nemeth / ジョンボル・ネーメト
・校訂：Laszlo Somfai / ラースロー・ショムファイ
・装丁：ソフトカバー
・ページ数：70ページ（XVI+54）
・サイズ：17.0 × 24.0 cm
・重量：165 g
※Editio Musica Budapestとの共同出版（米国での販売不可）
■特徴
・5楽章のシンメトリカルな構成で、第3楽章（チェロ主体の抒情的楽章）を中心に展開
・多彩な特殊奏法を駆使（バルトーク・ピッツィカート、ピッツィカート・グリッサンドなど）
・初演：1929年ロンドン、即座に成功を収めた
・1932年には誤植の多い初版を訂正したスコアが出版された
・バルトークの書簡をもとにした演奏アドバイス付き
・演奏法に関する注記（バルトーク独特の奏法含む）を脚注で詳細に解説
■解説
1928年夏、バルトークは第3四重奏曲の出版を待たずして第4四重奏曲の作曲に取り組みました。本作は、特に第3楽章におけるチェロの歌うような旋律を中心に、全体が鏡像的に構成されている点が特徴です。演奏には高度な技術が要求され、バルトーク独自の奏法（例：弦を指板に弾きつけるBartók pizzicato）など、現代音楽の表現の幅を切り拓いた作品といえます。最新の校訂により、演奏者に向けた実践的な情報も豊富に含まれています。
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