シューベルト：川の上で D 943（高声・ホルンまたはチェロとピアノのための）
Schubert,Franz：On the River D 943 for Voice, Horn (Violoncello) and Piano
■仕様
・編成：高声・ホルン（またはチェロ）・ピアノ
・校訂：Annette Oppermann / アンネッテ・オッパーマン
・校訂：Elisabeth Föhrenbach / エリーザベト・フェーレンバッハ
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：52（VII+35+6+4）
・サイズ：21.0 × 29.7 cm
・重量：174 g
■特徴
・ホルン奏者ルドルフ・レーヴィの依頼により1828年に作曲
・オリジナルは高声・ホルン・ピアノの編成で初演
・ホルン in Fおよびチェロの代替パート付き
■解説
《川の上で D 943》は、シューベルト晩年の作品で、1828年3月26日にテノールのルートヴィヒ・ティーツェとホルン奏者ルドルフ・レーヴィ、そしてシューベルト自身のピアノで初演されました。その編成は同年に作曲された《岩の上の羊飼い》と似ており、オブリガート楽器と声楽・ピアノによる独特の響きが特徴です。本作は初演直後から好評を博し、新聞評でも「言葉にできないほどの耳のご馳走」と称賛されました。本版はオリジナルのホルン in Eに加えて、演奏しやすいホルン in Fパートおよびチェロの代替パートも含まれており、さまざまな演奏スタイルに対応します。
