モーツァルト：ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595

モーツァルト：ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595（ピアノリダクション）
Mozart: Piano Concerto no.27 B flat major K.595

■仕様
・編成：2台ピアノ4手（演奏には2部必要）
・校訂：Wolf-Dieter Seiffert / ヴォルフ＝ディーター・ザイファート
・ピアノリダクション：Heiko Stralendorff / ハイコ・シュトラレンドルフ
・運指・カデンツァ：Piotr Anderszewski / ピョートル・アンデルシェフスキ
・装丁：ソフトカバー（原典版）

■特徴
・モーツァルト最後のピアノ協奏曲であり、最高傑作の一つと称賛される作品
・第3楽章ロンド主題は歌曲「春への憧れ」としても知られる名旋律
・モーツァルト本人のカデンツァ付き
・モーツァルト研究の第一人者と世界的ピアニストによる校訂・運指・装飾指示
・研究用スコア版（ポケットスコア）も別売あり

■解説
《ピアノ協奏曲 第27番》K.595は、モーツァルトの最後のピアノ協奏曲であると同時に、その成熟した筆致と深い情感から「最も美しい協奏曲」と評されることも多い名作です。1791年1月5日、自作目録に完成を記しましたが、彼自身が演奏したかどうかは諸説あります。第3楽章のロンド主題は、歌曲《春への憧れ（Komm, lieber Mai und mache）》としても広く親しまれています。本版は、ザイファートによる校訂と、アンデルシェフスキによる実用的な運指・装飾指示、さらにモーツァルト自身のカデンツァを収録した、信頼性・実用性ともに最高水準の原典版です。