モーツァルト：ディヴェルティメント K.136–138（ザルツブルク・ディヴェルティメント）［弦楽セット版］

モーツァルト：ディヴェルティメント K.136–138（ザルツブルク・ディヴェルティメント）［弦楽セット版］
Mozart,W.A.：Divertimenti K.136–138 (Salzburg Divertimenti) [Set of strings (3.3.2.2)]

■仕様
・校訂：Seiffert,Wolf-Dieter / ヴォルフ＝ディーター・ザイファート
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：36+48+24+24（計132）
・サイズ：23.5×31.0cm
・重量：818g
・言語：ドイツ語、英語

■特徴
・小規模弦楽オーケストラに適した実用的セット版
・自筆譜を基に校訂された信頼性の高い原典版
・モーツァルトが「バス」や複数形「ヴィオーレ」と記した編成を反映
・弦楽四重奏版とは異なる合奏用の校訂スコアとパート譜

■解説
《ディヴェルティメント K.136–138》は1772年にザルツブルクで完成された弦楽合奏曲で、3曲からなる小規模ながら華やかな作品である。モーツァルトはこの時期まだ若年であったが、弦楽四重奏に先立ち室内楽的実験を重ねていた。厳格な四声体書法には至らないものの、朗らかで遊戯的な性格を持ち、今日でも演奏機会が多い人気作品である。自筆譜に「バス」や複数形「ヴィオーレ」の記載があることから、四重奏ではなく小編成の弦楽オーケストラを想定していたと考えられる。本版は自筆譜に基づく校訂で、合奏用に実用的に構成されており、パート譜も利用しやすい構成となっている。

■収録曲
・ディヴェルティメント ニ長調 K.136
・ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137
・ディヴェルティメント ヘ長調 K.138