モーツァルト：ミサ曲 ハ長調 K.220（196b）「雀のミサ」

モーツァルト：ミサ曲 ハ長調 K.220（196b）「雀のミサ」
Mozart,W.A.：Missa in C major K.220 (196b) “Sparrow Mass”

■仕様
・編成：声楽
・校訂：Senn,Walter / ヴァルター・ゼン
・編曲：Kohs,Andreas / アンドレアス・ケース
・装丁：中綴じ
・ページ数：IV+37
・サイズ：27.0 × 19.0 cm
・重量：143 g
・印刷情報：第1版（2025年）
・言語：ラテン語（本文）／ドイツ語・英語（解説）
・ピアノ譜：あり

■特徴
・ザルツブルク時代のモーツァルトが手がけた華やかなミサ曲
・「雀のミサ」の名はヴァイオリンの軽快な動機に由来
・新モーツァルト全集に基づく校訂と演奏に適したピアノリダクション
・旧版（BA05343-90）とも互換性を保つ実用的な合唱用ヴォーカルスコア

■解説
《ミサ曲 ハ長調 K.220「雀のミサ」》は1775年前後に作曲された作品で、当時のザルツブルク大司教コロレドの要請により、「短いミサ形式（Missa brevis）」でありながらも、ティンパニやトランペットを含む壮大な響きを持つよう設計された。サンクトゥスとベネディクトゥスに現れる小鳥のさえずりのようなヴァイオリンのモチーフから「雀のミサ」の愛称で親しまれている。本版では、アンドレアス・ケースによる新たなピアノリダクションが施され、オーケストラのテクスチャを巧みにピアノへ移し替えつつ、演奏しやすさにも配慮されている。

■収録曲
・Kyrie
・Gloria
・Credo
・Sanctus
・Benedictus
・Agnus Dei