作曲者名
Dvorak,Antonin / ドヴォルザーク
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ドヴォルザーク：管楽セレナード ニ短調 Op.44（ポケットスコア）
Dvorak,Antonin：Wind Serenade in d minor, Op.44 (Study Score)
■仕様
・編成：2オーボエ、2クラリネット（B♭/A）、2ファゴット、コントラファゴット、3ホルン（F/E×2、B♭/D×1、F用追加パート付き）、チェロ、コントラバス
・校訂：Dominik Rahmer / ドミニク・ラーマー
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：84ページ（X+74）
・サイズ：17.0×24.0cm
・重量：172g
■特徴
・1878年に作曲された、10管楽器＋2低弦のためのセレナード
・モーツァルトの《グラン・パルティータ》に影響を受けた構成と響き
・セレナードとしては珍しく、ニ短調による陰影に富んだ構成
・私生活での悲しみ（子供の死）が作品の抒情性に影響を与えたとされる
・初演後すぐにヨーロッパ各地で高い評価を受け、レパートリーとして定着
・プラハ所蔵の自筆資料に基づく信頼性の高い原典版
・パート譜（別売）も刊行済
■収録曲
・Wind Serenade in d minor, Op.44
■解説
ドヴォルザークが1878年に書き上げた《管楽セレナード ニ短調》は、すでに廃れつつあった「ハルモニームジーク（管楽合奏）」の伝統に新たな生命を吹き込んだ名作です。明朗なセレナードの形式でありながら、ニ短調という調性や時折現れる陰鬱な雰囲気には、同年に起きた子供たちの死という個人的悲劇の影が感じられます。こうした劇的要素がかえって作品の魅力となり、プラハ初演後はヨーロッパ各地で演奏されるようになりました。本版ではプラハの自筆譜を精査し、細部まで忠実に再現された原典版として刊行されています。
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