グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op. 45

グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.45
Grieg,Edvard：Violin Sonata c minor op.45

■仕様
・編成：ヴァイオリンとピアノ
・校訂：Egon Voss / エゴン・ヴォス
・運指：Einar Steen-Nøkleberg / エイナル・ステーン＝ノクレベルク
・運指：Ernst Schliephake / エルンスト・シュリーファーケ（ヴァイオリン運指・ボウイング）
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：92ページ（IV+56+16+16）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：397 g

■特徴
・晩年の傑作で高評価を獲得
・小説『ファウスト博士』に登場
・人気と評価が高まり続ける作品
・原典版に解説・報告付き
・2種の弦楽パート譜を同梱

■収録曲
・Allegro molto ed appassionato
・Allegretto espressivo alla Romanza
・Allegro animato

■解説
グリーグの《ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.45》は、19世紀後半の室内楽の中でも傑出した作品であり、ブラームスやフランクの同種の作品と並び称されます。力強く情熱的な第1楽章、抒情的な第2楽章、そして活気に満ちた第3楽章という構成で、多彩な表現力と北欧的な旋律美が特徴です。トーマス・マンの小説『ファウスト博士』にも登場するなど、文学の中でもその存在感を示しています。Henle社による本原典版は、信頼できる資料に基づいた校訂により、演奏家にとって貴重な参考資料となる1冊です。