ドビュッシー：練習曲集

ドビュッシー：12の練習曲（ピアノ・ソロ）
Debussy,Claude：Douze Etudes

■仕様
・編成：ピアノ・ソロ
・校訂・運指：Ernst-Günter Heinemann / エルンスト＝ギュンター・ハイネマン
・校訂・運指：Hans-Martin Theopold / ハンス＝マルティン・テオポルト
・装丁：ソフトカバー（原典版）
・ページ数：94（VI+88）
・サイズ：23.5 × 31.0 cm
・重量：395 g

■特徴
・ドビュッシー晩年の重要な作品群のひとつ《12の練習曲》を収録
・「音楽の扉は強靭な手でしか開けられない」とドビュッシー自身が述べた技巧的名作
・各曲が異なる奏法や音響に焦点を当てたピアノ教育の金字塔
・フランソワ・ルズールによる詳細なプレフェース付き

■解説
1915年、ドビュッシーは家族とともにディエップ近郊の田舎で静養しながら、この《12の練習曲》を含む晩年の傑作群を集中して作曲しました。彼はこの作品に特別な誇りを抱いており、「音楽の扉は強靭な手でしか開かれない」と語っています。各練習曲は、指の独立・音程・アルペジオ・音響効果など、それぞれ異なる技巧的課題に焦点を当てており、演奏者の感性とテクニックの両方を研ぎ澄ませる内容となっています。現代でも、コンサートピアニストを目指す者にとっての重要なマイルストーンとなる作品です。

■収録曲
・Douze Etudes
　・Pour les “cinq doigts” d’après Monsieur Czerny
　・Pour les tierces
　・Pour les quartes
　・Pour les sixtes
　・Pour les octaves
　・Pour les huit doigts
　・Pour les degrés chromatiques
　・Pour les agréments
　・Pour les notes répétées
　・Pour les sonorités opposées
　・Pour les arpèges composés
　・Pour les accords